普門園と竹翠亭

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普門園

瓦滝の水音が響き、心地よい風が通り抜け、春にはしだれ桜、秋には月を映す水鏡など、四季折々魅力的に表情を変える庭園。凛とした空気を感じ、心が満たされます。

普門園内には、その庭園を囲むように回廊が続き、茶室竹翠亭や大書院などが点在します。当時の世相を色濃く映し出しつつ、年月を重ねることで風格を増し、古き良き伝統、文化を受け継ぎ伝える場所です。

竹翠亭ちくすいてい

大正時代に海運王と呼ばれた日下部久太郎氏の邸宅を、移築・再生した建物です。
移築前は、岐阜市重要景観物指定建造物に指定されており、岐阜市に現存する一級の近代和風建築でした。しかし、現地での存続に困難が生じたことから、岐阜の諸団体・関係者のお力添えにより分割、移築されることになりました。

興正寺の普門園に移築されてからは、この建築物が歩んできた歴史と携った人々の想いをひきつぎ、日本の伝統や文化を次の世代へ伝える場へと生まれかわりました。
街中にあって喧騒からはなれた空間は穏やかな時を刻み、多くの方を迎えています。

建築 1917年(大正6年)頃・移築  2002年(平成20年)

普門園拝観について

どうぞ、参拝に併せお越しください。

拝観料 500円より(催しにより拝観料は変わります)
10時~16時(最終入館15時30分・不定休)
※令和5年4月以降は拝観のみ。呈茶はありません。
※不定休のため、公式サイト「お知らせ」、寺広報物『行事予定』で開園日をご確認ください。
変更がある場合は公式サイト「お知らせ」にてご案内します。
予約受付 電話・WEB