よくあるご質問

真言宗の葬儀はどのようなものなのでしょうか。

「阿字の子が阿字の古里立ち出でてまた立ち帰る阿字の古里」


弘法大師の作と伝えられるこの御詠歌は、短いながら真言宗の生死観を見事に表現しています。「阿字」とは梵字に現される大日如来とその生命を表します。大日如来とは宇宙そのものであり、この世界に生きとし生けるもの全ては「阿字」から生まれ「阿字」へと還っていく。これが真言宗の基本的な考え方です。

したがって、亡き方が大日如来の世界へと還っていくための作法、これが真言宗の葬儀の精神となります。故人は葬儀を通じて己が亡くなったことを知り、僧侶の様々な作法によって即身成仏(この身このまま仏となること)への引導を授かり、仏弟子として大日如来の元へと還っていくのです。

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